2010年04月

卒業生による就職セミナー 4月30日(金) 5

2010年04月29日

直前の連絡になってしまいましたが、明日のRB卒業生による就職セミナーの連絡です。

日時:4月30日(金)15:30~16:00
講演者:伊藤裕太(富士電機ITソリューション株式会社)
講演タイトル:就職活動の経験談と富士電機ITソリューション株式会社について
場所:12号館227教室

講演者は今春卒業した(長原研)の先輩です。
就職活動について色々と話をして頂けると思いますので、現在就職活動の学生だけではなく1〜3年生の皆さんも興味のある人はぜひ講演を聞きに行きましょう!
すでに内々定が出ている学生も、決まってから卒業までどのような心構えで過ごすべきか、経験をお聞きするのも良いかも知れませんね。


さあ、今週末からGWですね。みなさん良い休暇をお過ごし下さい。
レポート等提出物も決して忘れずに。大作を期待しています


文責:アベ

アルファがベータにかわる 3

2010年04月27日

Conversion of adult pancreatic α-cells to β-cells after β-cell loss. Nature, Vol. 464, Pages 1149-1154, 2010.

今、ES細胞やiPS細胞、はたまたiN細胞なんかもこのブログで紹介しましたが、損傷した細胞の代わりとなる細胞を人工的に作ってしまおう!という再生医療研究が花盛りですよね。


でも、この論文では、すい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞がなくなっても、見事に勝手に再生する!というお話なんです。再生医療あやうし!?

β細胞はインスリンを産生する細胞です。インスリンは血糖値を抑制するホルモンなので、β細胞がなくなると血糖値が上昇してしまいます(I型糖尿病と呼ばれます)。


今回、研究者達は動物の中でβ細胞だけを完全になくしたあと、すい臓の状態はどうなるのかを観察しました。



とさらっと書きましたが、この「完全になくす」という実験手法が今回のキーポイントですね。どうやったのかというと、β細胞だけ、ある毒素に反応して死んでしまうマウスを作成し、マウスにその毒素を投与して99%以上のβ細胞をなくすことに成功したそうです。


そして、すい臓の状態をずっと観察したところ、毒素を投与してなくなったはずのβ細胞が、日が経つに連れて新たに増えてくることがわかりました。

いったい、このβ細胞はどこからきたのか?もとからあったβ細胞の生き残りなのか?はたまた他の細胞がβ細胞になったのか?



実は、新しく増えたβ細胞は、同じくランゲルハンス島に存在するα細胞がβ細胞に変化してできたものだったのです。α細胞は血糖値を上昇させるホルモン(インスリンと逆ですね)、グルカゴンを産生していますが、分化し終わったはずのα細胞が、β細胞がなくなったことにより、β細胞へと分化してしまうそうです。


かなりα細胞とβ細胞は似た細胞だから以上のようなことが起こったのかもしれないということですが、わたしたちにもある程度の再生能力があるのかもしれないと思わせる論文でした。 

RB新入生研修行事 3

2010年04月23日

先週の土曜はRBの新入生研修行事でした。
朝から雪やら大雨やら高速道路も通行止めになるひどい天気で出発時はどうなるかと思いましたが、なんとか予定通りに出来て良かったですね。
茨城行ってパン作ってバター作ってバーベキューしました。
バター作りは…ほんと疲れたなあ、もう…。

当日のフレッシュな1年生達の様子をどどーんと写真でご紹介致します。
DSC02492DSC02494






ちょっと寒いですが、みんな元気にパン作り開始です。

DSC02496DSC02498






バス内でのクイズの景品はなんと先生方が形成したパン!!レアものよ〜。
にしても、先生方のパンにもだいぶ気合いの差が…。

DSC02505
そしてパンが焼ける間にバター作り。ひらすらクリームの入った小瓶をふり続けます。
み、みんな!頑張ったね
先生方もだいぶキツそうでした…。


DSC02511DSC02513






パン焼き上がり。傑作ですな。

DSC02516



そ、それは作っちゃダメなやつでしょ…。



DSC02519DSC02523






バーベキュー。
長原先生の周りはずっと華やかでした…羨ましいっす。

DSC02524



女子集合。
あと、ムリヤリ混ぜられた男子数名。



DSC02525
全員で集合写真。みんないい顔してるね
なんか、川井先生の頭から木が生えてるみたいに見えますね…。さすが川井先生、立ち位置が絶妙っす


参加した1年生の皆さん、楽しんで頂けましたでしょうか?
みんなと仲良くなれたかな?
先生方のことも覚えてくれたかな?
これから4年間一緒に勉強していく仲間です。
楽しく熱く頑張っていきましょう。


文責:アベ

トリュフを栽培しよう! 3

2010年04月20日

Périgord black truffle genome uncovers evolutionary origins and mechanisms of symbiosis.

またもや、タイトルだけで選びました。


トリュフ。


響きからして高級そうですね。

フランス中西部のペリゴール産の黒トリュフはかなり高価で(今ネットで調べたら100gで50000円ですって!ひえ〜!)、高級食材の一種。

トリュフは菌類の一種で、木の根に共生するものですが、他の共生する菌とは何が違うのか?

全ゲノム解析をして、栽培にもその情報を活かそう(と思っているに違いない)!というのが今回の論文です。


で、調べた結果、菌の中では非常に大きいゲノムサイズ(1億2500万塩基)のわりに、遺伝子は7500しかなく、他の共生する菌の一つ、オオキツネタケよりもかなり少ないそうです。

トリュフが限られた共生相手(木)と土壌でしか生育できないのは遺伝的に決まっているのですね。

今回のデータからよりよい栽培ができるようになるといいですよね。


でも実験対象がトリュフって!すごいなあ。 

肥満防止にミトコンドリアを使おう 3

2010年04月13日

Vascular endothelial growth factor B controls endothelial fatty acid uptake. Nature, Vol. 464, Pages 917-924, 2010.

先日、1年生にアンケートをとったところ、このブログをみたことがない人が半数・・・
論文紹介以外に重要な連絡事項を載せていますので、ぜひ見て下さいね(とここで書いても見てもらわないと意味がないですね)。


さて、今回は脂肪酸(オレイン酸とかリノール酸とか)の取り込みの話。脂質の一種、脂肪酸は細胞中のミトコンドリアでベータ酸化と呼ばれる反応で代謝(分解)されてエネルギーとして使用されます。

つまり、ベータ酸化が進むようにミトコンドリアに脂肪酸が取り込める量を多くすれば、その分脂肪酸を代謝できるということになります。


こんなことをやっているタンパク質を今回見つけた!ということです。


そのタンパク質の名はVEGF-B。

VEGFは血管の伸長に関係する栄養成分(成長因子)ですが、亜種のVEGF-Bはそのような効果があまりなく、これまであまり何をやっているのかよくわかっていなかったそうです。

このVEGF-Bは、ミトコンドリアがたくさん存在する細胞(心筋や平滑筋等)に多く存在していることから著者達はVEGF-Bがエネルギー代謝に関係しているんでは!?とピンと来たそうです(ここが素晴らしい発見につながるかどうかの分かれ目ですかね)。


VEGF-Bが全く存在しないマウスにVEGF-Bを投与すると、脂質がよくとりこまれることがわかったそうです。

もしかしたらVEGF-Bを飲めば脂肪が効率よく使われて肥満にならずラッキー!となるかどうかはまだまだわからないですが、今後の研究に期待したいですね。
 

新入生オリエンテーション 3

2010年04月10日

今週火曜は学系の新入生オリエンテーションがありました。
DSC02486DSC02485






今年の1年生はおとなしい感じがする、なんて川井先生は仰られていましたが、さあ、どうなんでしょうかっ?!
来週の4月17日(土)には先生方も全員参加される新入生研修行事があります。
今年は茨城へ日帰りバス旅行です。
皆さんに楽しんで頂けるようこちらでも色々と思案中ですので、遠慮なく弾けて下さいね

恒例の集合写真です。
DSC_0007

仲良く楽しく頑張って行きましょー!




前回の長原先生の紹介論文も興味深いものでしたね〜。論文のインパクトは大事です。しかし、それが気になってなかなか内容を読むことに集中できない…。インパクトあり過ぎなのもどうかと…。

遺伝子の名前で思い出した私の先輩の話をひとつ。
PhaPという遺伝子の上流に見つかった新たな遺伝子にPha"Q"(ピーエイチエーキュー)と名付けようとなった時のこと。でも、Phaって英語で発音すると「ふぁ(f?)」なんですよね。そのことに気が付いて慌てて「ファッューじゃ、発表できません!」と言って別の名前を付けたという…。

遺伝子の名前を付ける時も菌の名前を付ける時も然りですが、よくよく考えて気をつけねばなりませんね…。


文責:アベ

名前で判断してはいけません 3

2010年04月06日

NINJA connects the co-repressor TOPLESS to jasmonate signalling. Nature, Vol. 464, Pages 788-791, 2010.

今回の論文は題名のインパクトで選びました。

だって、ニンジャとトップレスですよ!なんだこれ!?ですよね。



読み進めて行くと、どうもニンジャとトップレスがくっついて、トップレスの頑張りにより働けないようにする・・・


とこれだけ書くと読みようによっては科学論文とはかけはなれてくるようですが、さすがにここは権威ある雑誌、Natureに載っている論文です。トップレスは世間一般の意味ではないだろうと思って調べたところ・・・


植物の変異の一種で、芽生えの時に上から芽が、下から根がでるのが普通なのに、上からも根がでてしまうため、トップがレス(ない)ということらしいです。トップレス遺伝子に変異が起きると、植物ホルモンの抑制が起きるためにこのような異常が起きてしまうらしいです。今回の論文は別の植物ホルモンの抑制にもトップレスが関係しているという論文でした。
 



な〜んだ。トップレスってそういう意味だったのね。ちょっと残念。
でも、「私はトップレスの研究をしています!」とか、「私はトップレスに興味があります!」なんて植物の専門家以外に話をしたら絶対に変な目で見られるんじゃないかしら。


本日の教訓:新たな遺伝子の名前をつけるときは、自分が言った時に恥ずかしくないものにしましょう。 

平成22年度 オリエンテーション等日程 3

2010年04月02日

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
明日からはいよいよ大学生活の始まりですね
在学生の皆さんも、楽しい楽しい新学期の始まりですよ〜。
というわけで、明日からのRB関連オリエンテーション等の日程です。

4月3日(土)
新入生オリエンテーション・ガイダンス(プレゼンテーションホール)9:30~
新入生プレースメントテスト(各試験室)13:10集合
4年次生健康診断(本館1階エントランス)

4月5日(月)
新入生ガイダンス(プレゼンテーションホール)9:30~
新入生健康診断(本館1階エントランス)13:30~

4月6日(火)
新入生ガイダンス(プレゼンテーションホール)9:30~
新入生学系別ガイダンス(124教室)13:30~
3年次生健康診断(本館1階エントランス)

4月7日(水)
新入生オープニングセミナー(プレゼンテーションホール)9:30~
2RBガイダンス(第1メディア)11:10~
3RBガイダンス(第1メディア, 124教室)13:30~
2年次生健康診断(本館1階エントランス)

4月8日(木)
新入生全体説明会等(プレゼンテーションホール)9:30~
教職ガイダンス 13:30~

忘れず間違えず、参加して下さいね



昨日は山名研・安部研合同でお花見をしました。鳩山の桜はまだまだ満開にはほど遠く、愛でる桜が無いのでただの飲んだくれ会になってしまいましたが。陽気もポカポカで…。
DSC02417

ところで皆さん、写真の場所がどこだかわかります?
鳩山キャンパスにはまだまだ私の知らない名所(?)がたくさんあるんだなぁとしみじみ思いました。新入生の皆さんもぜひ探検してみて下さいね。きっと楽しいよ。


文責:アベ



訪問者数

ブログ管理者