2010年10月

Come on! 鳩祭 3

2010年10月29日

本日から3日間(10月29日〜31日)は我が理工学部鳩山キャンパスの文化祭である「鳩山祭」が開催されております。
というわけで、RBの学生を中心に本日の鳩祭の様子を激写して参りました。


DSC02888まずは12号館から。
栗山研の恒例出店「無菌培養体験」
ちょっと貴重な植物を、培地の入った無菌の容器に植える体験です。
もちろん、自分で植えた植物は持ち帰れます。

DSC02886「キレイだよ〜楽しいよ〜。みんな来てね〜
O原君でした。

場所は生物環境実験室(12号館1階)です。




DSC02889こちらも恒例ですかね?
長原研の「DNA抽出実験」
タマネギからのDNA抽出を体験できます。

場所は同じく環境実験室。無料体験です!!




DSC02893同じく12号館1階、環境実験室の隣の生命科学実験室では、田中研の「ビーズでDNAストラップを作ろう!!」
こちらも無料体験で、自分で作製したストラップは持ち帰ることが出来ます
なんてオシャレ

DSC02890写真を撮るのに夢中になって、ビーズの入ったケースを倒してビーズをぶちまけてしまいました…。
(←大慌てで拾っているところ。)
田中研の皆様、ご迷惑をおかけしました、すいません…。



DSC02895さて、外に。

入り口はこんなかんじ。
風船もらえます





DSC02896本部は真剣です(?)
ご苦労様です。







DSC02898バスケ部のおでん屋さん。
玉子、とってもおいしかったです







DSC02897みんな、頑張ってんな〜。
看板がいいっすね。
きっと旨いぜ!






DSC02894食べるほうも頑張ってます。








以上、鳩祭ぶらりレポートでした。

今日はなんとか雨は降らず一安心でしたが、あと2日間はどうなることやら…。
天気予報が外れのるを祈るばかりです。


そして、
電大理工学部にちょっとでも興味の湧いている高校生の皆さんも、
大学近辺にお住まいの皆様も、
ぜひぜひ、遊びにいらして下さいね!!お待ちしております!!


文責:アベ

太り気味のお父さんは要注意(娘が糖尿病になる恐れがあります!) 3

2010年10月26日

Chronic high-fat diet in fathers programs beta-cell dysfunction in female rat offspring. Nature, Vol. 467, Pages 963-966, 2010.

太り気味の男性のみなさん、注意です!


肥満になると、いろいろなところに負担がかかってしまい、糖尿病になる可能性も増してしまいます。


ただ通常ですと、肥満の影響は遺伝しないはずなんですが、この論文は次世代に影響することもあります!というこわ〜い話。


オスのネズミに高カロリーの食事を続けさせると、肥満になり、そのうち糖尿病を発症するそうです。そのオスネズミから生まれた娘ネズミは、最初こそ体重等に目立った変化はないものの、そのうち糖尿病のような兆候を示したそうです。


調べたところ、娘ネズミのインスリン産生細胞であるベータ細胞の遺伝子の発現状態がおかしくなっているらしく、どうも肥満が要因となり、脂肪による熱やストレスが父親ネズミの精子DNAの発現状態を変化させている可能性があるとのこと。


自身の肥満は娘の将来も左右しかねないのですね。
ちなみにこれはマウスの研究成果で、ヒトはもっと複雑な制御を起こすので同じ結果になるかはわかりません。 また、この論文は面白いんですが実証データがちょっと少ないので今後の研究が待たれるところです。 

身長が予想できる時代の到来? 3

2010年10月20日

Hundreds of variants clustered in genomic loci and biological pathways affect human height. Nature, Vol. 467, Pages 832-838, 2010.


今回の論文は、ヒトの身長を決めている遺伝的な差をDNAレベルで見ていくと、細かな違いがわかってきました!というものです。今回行った研究はまだまだ第一歩というようなもので、これでどのくらいの身長になるのかをピタリとあてることはできないのですが、個々のDNAの差を解明していくと将来的には身長の予測もできるかも、と期待させるものです。


と、この論文の紹介はこのくらいにして、何がすごいかというとこの研究の規模です。被験者は18万人以上。ましてやこの論文、携わった著者にいたっては人数が多すぎて、普通の場所(タイトルの下が著者欄と相場が決まっています)には記述していませんでした。 

プリント版では論文の最後に、電子版では+のボタンを押すと全部の著者が見れますが、総数なんと293人(ひとりひとり数えたのでもしかしたら間違っているかも)!

著者達も、あれ、自分の名前載ってる?とか、自分の位置はここだと目立たないよ?とか、アルファベット順にしてよ、とかいろいろ考えたんではないかと意味もなく想像してしまうくらいびっくりの数でした。
 

サンドウィッチ超分子 !! 3

2010年10月18日

長原先生につられて…というわけでは全くありませんが、更新遅くなってしまいました、すいません…。


Allosteric Supramolecular Triple-Layer Catalysts.
Science, Vol. 330, Pages 66-69, 2010.


アロステリック制御とは、タンパク質(酵素)が他の化合物 (アロステリックエフェクター) の結合によってその立体構造変化が誘起され、機能が制御される現象、ですね。はい、生化学の講義で必ず出てくるアレですね。生物の代謝制御において非常に重要なこの仕組みを化学合成においても真似てみた、という論文です。

彼らが作ったのは三層の有機金属触媒で、触媒活性をもっている真ん中の層を活性を持たない層が両側から挟み込んでいるという構造になっています。つまりサンドウィッチ状態になっていて、この状態では反応物質は活性部位に近づくことが出来ず、反応が起こりません。

で、この三つの層はリンカー部位によって結合されているのですが、この部分に他の化合物(ここでは塩素イオン)が結合することによってリンカーの構造変化が起こり、層が開かれます。すると、真ん中の活性を持つ層が露出され、活性状態となり反応が進みます。

この構造変化は可逆的で、塩素イオンを取り除くとサンドウィッチ状態に戻り、反応は止まります。つまり、塩素イオン(アロステリックエフェクター)の有無により反応の制御が出来る訳です。
(この論文では、モノマーを重合してポリマーを作る反応で、出来てくるポリマーの大きさを制御する、という実験をしてました。)

真ん中の活性の層を変えるだけで様々な反応に使えるだろうし、効果が厳密なのも素晴らしいです。
触媒の立体構造変化による活性制御については多くの実験がなされているようなので、酵素のアロステリック効果のように、というのは結果的にのようですね…。



さて、すっかり秋らしくなって来ました。
食欲の秋、読書の秋。
秋の夜長に論文、いいですね〜。(アップが夜中になってしまった言い訳ではありませんが…)
大学院生はもちろんですが、学部生の皆さんもぜひ面白い論文を見つけて原文の読破に挑戦してみてはいかがでしょーか?


文責:アベ

熱帯地域ほど地球温暖化の影響を受けやすい? 3

2010年10月14日

Global metabolic impacts of recent climate warming. Nature, Vol.467, Pages 704-706, 2010.

どたばたしていて、更新日を過ぎてしまいました。すみません。
今年は非常に暑い年でしたね。僕は暑がりなんで未だに半袖で大学にやってくる時があるほどです。

そして、なんと21世紀末には今よりも北半球では4度から5.5度温度が上昇するそうです。そうなると、夏は普通に毎日40度越えですよ。考えたくもないですね(でもこういった研究している人は毎日考えているんですね)。ただ、熱帯地域は3.5度から4度の上昇と、北半球よりは上昇幅は少ないそうです。

この論文では、1980年から現在までの温度上昇幅を全世界でポイントごとに調べ、やはり北半球に比べ、熱帯地域はあまり温度上昇が少ないことがわかったそうです。

では、熱帯地域は地球温暖化の影響をあまり受けないのか?実は熱帯地域にたくさん生息している変温動物は少しの温度変化で代謝に変動をきたしてしまうため、結果的に生物の代謝量で比較すると北半球の生物全体が受ける影響とあまり変わらないことが計算によりわかったそうです。



じゃあ世界中のどこにいても地球温暖化の悪影響を被ってしまうのか?実はこの論文によると、南半球は温度変化も、代謝の影響も1980年から現在までほとんど変化していない!こういう結果がでると南半球の人たちには地球温暖化は恐ろしい!という考えは根付きにくのではないでしょうか。みんなでエコ、ですね。

就職セミナー報告 4

2010年10月09日

本日行われたRB学系の就職セミナーの様子をどどーんとお届け致します。

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佐伯先生のお話は自分の適正や人間性を考え直すのに大変参考になるお話でした。
また、後輩達のために忙しい中集まって下さった卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。

これから就職活動に臨む皆さんは一層気合いが入ったと思います。
しっかりとした目標と決して折れない心を持って頑張りましょう



文責:アベ

16:1の比率ってきれいですね 3

2010年10月05日

Ocean nutrient ratios governed by plankton biogeography. Nature, Vol. 467, Pages 550-554, 2010.


この論文は海の栄養素の割合について論じたものです。
みなさん、海の中にある窒素とリン酸の割合がどこでも16:1って知ってましたか?
この比のことを専門的にはレッドフィールド比というそうなんですが、これまで全く知りませんでした。

なぜこの割合になるかというと、海洋性のプランクトンに含まれる炭素、窒素、リン酸の割合が106:16:1だそうで、これがゆえに16:1になるそうです。

もちろん、このようなプランクトンの存在を考えなければ存在比は地球の南極近くと赤道近くとでは変わるそうですが、世の中には決まった数というものがいろいろあるんですね。
 

RB学系 就職セミナー 5

2010年10月02日

来週の土曜日、学部3年生および修士1年生向け就職セミナーのお知らせです。

RB学系 就職セミナー
日時:10月9日(土)
・講演会「企業の求める人材」   14:00〜15:00(124教室)
・OB・OGの紹介    15:00〜15:30(124教室)
・懇親会   15:30〜17:00(12号館アトリウム)


自身の就職活動や社会人生活について、RBを卒業した先輩方がこれから就職活動を始める皆さんのために話をしてくれます。
懇親会も予定していますので、個人的な質問もどんどん聞けるかと思います。

これからの就職活動において、大変参考になるセミナーだと思います。
学部3年生と修士1年生の皆さんは是非とも参加して下さいね。



文責:アベ

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