2010年12月

今年をふりかえって・・・

2010年12月31日

2010: the year in which... Nature, Vol.468, Page 1014-1016, 2010.

いよいよ2010年ももうすぐ終わりを迎えますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。


僕の2010年は愛車が夏に故障し、この前また動かなくなり、ついには修理不能と診断され、車にふりまわされた悲しみの一年となりそうですが・・・


気を取り直してネイチャーに、2010年科学分野ではなにがあったのかという記事がありましたので、簡単にふりかえってみましょう!
 
・自然災害が多かった(ハイチ・チリの地震、アイスランドの火山爆発など)

・ネアンデルタール人の遺伝子をわれわれが一部持っていたことがわかった

・ HIVの新たな特効薬がみつかった

・人工ゲノムの合成に成功(これは安部先生が紹介されていました)

・メキシコ湾に石油が流出し、大問題に

・ 地球温暖化問題を巡る政策は暗礁に

・日本の宇宙科学関連でヒットとミスが(これははやぶさとあかつきのことですね。写真付きで大きく紹介されていました)

・胚性幹細胞研究が進む

・暗黒エネルギーの解明をNASAが行うことに

・ヨーロッパでは科学分野の財源が縮小

・ヒ素を使用した生命体?の発見(これも安部先生が紹介されていました)

・モラルについて研究している研究者が不正で告発される


こうして振り返ってみるとあまりハッピーではないことが多かった1年のような・・・ 来年はいい年でありますように!

 

どこに行ったでしょうか? 1

2010年12月24日

またまた私は不定期な日にちの更新に。

今回も研究成果の発表をしてきました。
さて、どこに行って来たでしょうか?


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日本の方が多いですね。
国内?








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建物内の表示が英語、ということは海外です。









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よく見ると、服装からどこに行ったかわかる!?部屋の名前にも注目!









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ここまでくるとわかりますね。









気候も常夏で、いい環境でした。夏のような気候なのにクリスマス飾りをしているのを見ると違和感がやっぱりありますねえ。

卒研テーマ、要旨の提出 5

2010年12月18日


連絡するまでもなく4年生の皆さんはお分かりかと思いますが、来週月曜(12/20)までに卒研テーマの提出です。
また、卒論要旨の提出は冬休み明けの1月12日(水曜)となっています。早め早めの作成を!!
(サンプル要旨ファイルはこちらから)



さて、今日は修士1年生達の中間発表会でした。
私は環境コースと生命科学コースの発表しか見ることが出来ませんでしたが、みんな頑張っているな〜と思いました。

総括の時、環境コースは栗山先生、生命科学コースは田中先生がご自身のマスター時代の中間発表の思い出について語って下さいましたが、どちらもとても感慨深いお話でしたね。
私も…悔しくて涙を流した記憶があります。

緊張して噛みまくった人、質問されて何がなんだか解らなくなっちゃった人、全て完璧だったと自分に酔いしれている人、色々あると思いますが、へこたれず奢らず確実に次に繋げるよう頑張って下さい。

でも、とりあえず今日は忘れて騒いでゆっくり寝て下さいね〜



文責:アベ

ルミナリエ 1

2010年12月15日

先週はブログの更新が(私は)できませんでした。すみません。

どこにいってたかというと・・・

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神戸です。ルミナリエ!も見ましたが(きれいですよね)、本来の目的は


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研究集会(学会)に参加、発表してきたのです(別に夜に写真を撮る理由はないのですが) 。私も、また研究室の学生も、日頃の研究成果を発表しておりました。

 

生命理工学専攻M1中間発表 5

2010年12月11日

来週、12月18日(土)に生命理工学専攻修士1年の皆さんの中間発表会があります。
以下はその予定です。


・生体医工学部門
日時:12月18日(土)13:30〜15:00
場所:12号館アトリウム
発表形式:ポスター

・生命・環境科学部門
日時:12月18日(土)9:50〜12:15[環境]  13:00〜17:00[生命]
場所:12号館124教室
発表形式:口頭発表



M1の皆さんは後1週間です。頑張って下さい

先輩の皆さんはぜひ発表を公聴してアドバイスを。
進学予定の4年生の皆さんは来年の自分のためにもぜひ。
1〜3年生の皆さんも、それぞれの研究室がどのような研究をどのような方法で行っているかを知る良い機会だと思いますので、興味のある人はぜひ見学に来て下さい!!
多くの学生の参加を期待しております。


文責:アベ



有機リンリンのはずがっ?! 3

2010年12月04日

本日の論文紹介は、先日「地球外生命の兆候探索に影響を及ぼす宇宙生物学的発見」についてNASAが記者会見を開くということで話題になった例の発見に関する論文です。

A Bacterium That Can Grow by Using Arsenic Instead of Phosphorus
Published online 2 December 2010 (Science Express)


(Scienceですがオンライン版なので、PDFをダウンロードして見て下さいね。)

なんと、リンの代わりにヒ素 (As) を使って増殖する生物を発見したというのです!!
皆さんご存知のように、そしてこのブログでも長原先生が何度かその重要性をご紹介下さったように、リンは地球上の生物全てに必須の元素であったはずなわけです。

リンと言えば、とりあえず核酸ですが、この生物はリンの代わりにヒ素をDNAの構成成分として使えるらしい!!!(DNA中のリン酸と同様、ヒ酸 [AsO43-] の形になっている可能性が高い。)
生命体の概念が変わる…もうっ、衝撃的です…。

で、どんな新種かと思ったところ、ちゃんとした(?)バクテリア(細菌)で、好塩性細菌が多いハロモナスという細菌の仲間のようです。
リンでも増殖することが出来る。(むしろリンの方が増殖速度は速い。)

今回確認したのはDNAだけですが、RNAやATP、NADH、アシルCoAなど、他の重要な生体分子にもヒ素が取り込まれている可能性があるようです。
これらの分子はちゃんと働くのかとか、これらの合成酵素の構造はどうなっているのか(どう違うのか)とか、そもそもリンが先なのかヒ素が先なのか…興味は尽きません。


リン酸とヒ酸の物理化学的性質が似ているためにヒ素でも代用できる、というのであれば、他の不可欠元素ももしかしたら似た元素で代用できる生物がいるのでは?とちょっと考えてしまいますね。
宇宙探査では、まずその環境にどのような元素があるのかどうかを調べて生命体の存在可能性を考えるのでしょうから、NASAにとっても非常に重要な発見だったということですね〜。



文責:アベ


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