2011年07月

サイエンス誌に載った日本人研究者 3

2011年07月08日

まずは3年生の皆さんへ、研究室配属説明会のお知らせです。

『研究室配属説明会』
日時:7月13日(水)13:30~
場所:3120教室へ集合


配属決定方法の説明および研究室の紹介をします。
3年生の皆さんは忘れずに集合して下さい。

来年はそれぞれどんな研究室になるのか、楽しみです。



それから今日はタイトルにあるように、サイエンス誌に載った日本人研究者について紹介している冊子の2010年度デジタル版が公開されていますので、ご紹介します。

「Japanese Scientists in Science 2010−サイエンス誌に載った日本人研究者」

著者である研究者の研究内容やバックグラウンド、ラボ(研究室)などについて紹介しています。
論文からでは読み取れなかった研究の苦労や工夫がわかって興味深いです。
日本語ですので、ぜひぜひみなさんも読んでみて下さいね。



文責:アベ


大都市での生活はつらいよ 3

2011年07月05日

City living and urban upbringing affect neural social stress processing in humans. Nature, Vol.474, Pages 498-501, 2011.


やっぱりね。というのがこの論文を読み終わった後の感想です。



人口の少ないのどかな地域で生まれ育った場合と、人口が一万人くらいの町で生まれ育った場合、または人口が十万人くらいの大都市で生まれ育った場合、どの地域で一番ストレスがたまるのか?



を脳科学的に調べた結果、大都市で生まれ育つ方がストレスがたまりやすい!
ということがストレスを処理する部分である扁桃体の働きが活発であったことから科学的に証明できたそうです。



まあ、大都市は住むのには便利だけど、落ち着いた生活ができるか、というとそうではないだろうなあ、と誰しもが漠然と思っていることが、一つの科学的な指標でわかったということですかね。


ただ、被験者の数(これを探すのが難しく、インターネット上の補足欄にあったんですが・・・)が調べた限りでは32人!なんですが、これ、本当でしたらこのくらいの被験者数で今回の結論は導いていいんでしょうか。割に少ないような気がしてならない・・・

hikikomori... 3

2011年07月01日

Made in Japan. Nature, Vol. 474, Pages 541-542, 2011.

このほど開学する沖縄科学技術大学院大学(OIST)に関する社説、およびニュース欄で特集がなされていました。

 OISTでは5年間、自由に研究できる環境が与えられるため、世界から新進気鋭の研究者が教員として赴任する予定で、授業も英語で行われるためいろいろな考えの人が集まれる素晴らしい環境が作られそう・・・という手放しのほめようで、久しぶりにネイチャーに日本の明るいニュースが載っていましたが・・・


文中で目に留まったのは、題名にも書いたhikikomori。


いわく、日本の経済は落ち目で、韓国や中国にもハイテク関連機器の製造で抜かれ、日本の若者は海外に留学しなくなっている、いわゆる「ひきこもり」になっている、と。


さすがにひきこもりのことは、who shut themselves away in their homesという注釈がついていましたが、hikikomoriって英語にも使われているんですね。びっくりしました。


ところで、留学しないから日本はダメになるのか、というとそんなことはないと個人的には思います。違った考えを持つ人たちと話すことでいろいろな発想ができるようにはなるので、物怖じしないでどんどん積極的にいろいろな人と(たとえ外国人にでも)話す、のが重要なんではないのかな、と個人的な経験を踏まえてそう感じています。

そういう意味でも、日本でOISTのようなところができるのはいいですね。

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