全世界で感染するリスクが高いはどこ? 3

2008年02月28日

Global trends in emerging infectious diseases. Nature. Vol.451, pages 990-994, 2008.

ネイチャーより。

最近では鳥インフルエンザの危険性が指摘されてますが、いろいろな感染症が起きるリスクの高い場所はいったいどこか?

これがわかれば感染症対策もしやすいっていう考えで、これまで(1940年から2004年まで)に報告された感染症の発生震源地、335地点を解析しました、というのがこの論文。

結果としては、
・人口密度の多い地域で感染拡大が起こりやすい
・ヒトと動物それぞれを媒介する病原体(SARSウイルスなんかが一例です)が確率的に最も多い

ということがわかったそう。

ただ、問題として、
・報告された論文は先進国からがほとんどで、それ以外の国からの報告が少ない

そんなわけでいろいろと数値解析を行ってデータを補正しているので、もっと正確な場所がどこかを検討するには全世界で監視しなければいけないね、というものでした。

結果としては至極まともな結果なのですが、僕が一番すごい!と思ったのは、この解析を行うためにデータの参考にした論文の数が、



747!

これだけで拍手です(ネット上でsupplemental dataとして載っていますので、興味のある人だけ見てみて下さい→ただし 電大内などNatureサイトにログインできる箇所に限ります)。

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