助け合いは大事です 3

2008年03月22日

Facultative cheater mutants reveal the genetic complexity of cooperation in social amoebae. Nature, Vol.451, Page 1107-1111, 2008.

ネイチャーより。

私たちはみんながみんな手に手をとってお互い助け合って生きている訳ですが、他の生物、しかも私たちが下等だなあと考えている生物も実は助け合って生きています。

単細胞生物であるアメーバの一種、タマホコリカビは普段は単細胞生物として存在していますが、まわりの環境が厳しくなると寄り集まって多細胞生物になり、互いの細胞同士が助け合いながら生存維持をはかるそうです(胞子体、という形に細胞が集まって変わるそう)。

ただ、一部の細胞は、他の細胞から助けてもらうだけで、自分からは他の細胞を助けないというものもいて、そういう細胞が多くなると協調できずにバラバラになってしまう、ということがおきるそうです。

これって、自分さえよければいいと考える人がいる人間の世界と一緒だよね、と思ってしまう訳ですが。。。

今回は、ごまかす細胞達は、一体どういった遺伝子が正常なものから変わってしまったためにできたのかを調べたそう。そうしたところ、100を超える、それぞれ全く機能の異なる遺伝子がごまかしに関係しているそうです。ごまかす犯罪の手口もたくさんあったということですね。

こういった犯罪に対抗すべく、防御策ができた進化した結果が、私たち人間の細胞の情報のやり取りにつながっていったのでは、と結んでましたが・・・

全くもって私たちの社会と生物のしくみって似てると思いませんか?

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
訪問者数

ブログ管理者