A microbial symbiosis factor prevents intestinal inflammatory disease. Nature, Vol.453, Pages 620-625, 2008.

Natureから。
腸内にはいろいろな細菌がいますが、体にいい善玉菌や、悪さをする(炎症を起こす)悪玉菌もいます。
いわゆる、私たちと腸にいる細菌は共生状態にあるわけです。

善玉菌は何をやっているのか?栄養分をつくりだしたり、不要なものを消化したりしていることが主な役割とこれまで思われていました。

この論文によると、善玉菌の新たな役割として、細菌の表面にある糖が、悪玉菌による炎症の発生を弱めることがわかったそうです。

体をすごくきれいにするのが健康にいいかというとそうでもない、
ある程度はいろいろな細菌達を住ませておいたほうがいいということのようです。