死にゆく細胞が手招きする 3

2009年09月10日

Nucleotides released by apoptotic cells act as a find-me signal to promote phagocytic clearance. Nature, Vol. 461, Pages 282-286, 2009.

寿命がきたり、傷害をうけて死にゆく細胞は、完全に壊れて炎症を起こす物質を外にばらまく前に、マクロファージと呼ばれる細胞がぱくぱくと食べにきて(貪食)、生体内では一見きれいな細胞しか存在していないようにみえます。

マクロファージが一体どうやって死にゆく細胞のところにきちんとやってこれるのか?


実は死にゆく細胞からATPが放出され、ATPの濃度が濃い方へとマクロファージはATPをたよりに死にゆく細胞に近づいていってぱくりっ!と食べるんではないかという論文です。

ATPは一般的にはエネルギー源として知られていますが、いろいろな役割をしているんですね。


もし、これが本当なら、ATPをたくさん飲むと濃度差が中和されてしまって死にゆく細胞がどこにあるかマクロファージがわからなくなってしまって炎症が起きてしまうのかな? 

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