Amino-acid imbalance explains extension of lifespan by dietary restriction in Drosophila. Nature, Vol.462, Pages 1061-1064, 2009.

お正月、寝てばかりいて食べすぎませんでしたか?

食べまくっていると寿命が短くなる!というとどきっとしますが、これはいろいろな動物で証明されています。

つまり、カロリー制限をした方が寿命が長くなるんです。


ただ、寿命は長くはなるにはなるけど、繁殖能力が低くなるなど(腹が減って動きたくなくなるのかな)、マイナス面もあります。 


で、この論文はそのマイナス面をなくすべく、カロリー制限をしながら繁殖能力は通常通りに動き回れるようにするにはどのような栄養をとればいいのか?という研究です。


カロリー制限として通常の半分の食事しかあたえないショウジョウバエに、いろいろな栄養を与えて効果をみたところ、ある物質が効果があったそう。



それは、




メチオニン!


タンパク質を構成するアミノ酸の一種ですが、これのみを(ここが重要)与えるとカロリー制限しつつ繁殖能力も通常通り。夢のような話ですね。




みんなもメチオニンをたくさんとって長生きしよう!


*注:この話はショウジョウバエにおいての研究なのでヒトではどうかはわかりません。