昆虫はムカデよりもエビと親戚です 3

2010年03月17日

Arthropod relationships revealed by phylogenomic analysis of nuclear protein-coding sequences. Nature, Vol. 463, Pages 1079-1083, 2010.

つい先日研究室旅行に行ってきました。

いい宿舎だったんだけど、部屋に虫が何匹も入ってくる。どうもユニットバスの換気扇から入ってくるらしく、シャワーをかけて退治していましたが、翌朝見たら駆除前に逆戻り。どんだけ虫がいるんだか。

いやあ、あんまり気持ちのいいもんではないですよね。



さて、今回は分子系統樹のお話。生物の分類分けとして系統樹を作って進化の過程を系統分けしていますが、近年は形態から系統樹を作る方法を進化させて、DNA情報がそれら生物同士でどのくらい違うのかを調べることで系統樹を作る、分子系統樹の作成が発達してきました。

これまでに、いろいろなDNA情報を使って節足動物の親類関係を調べる試みがなされてきたそうですが、情報が不足ぎみであまりはっきりとしたことがわからなかったそうです。

そこで、今回は大量のDNA情報を用いて分子系統樹を作成したところ、昆虫類は陸上にいるムカデやヤスデのような多足類よりも、水中にいるエビやカニといった動物に系統的に近いことがわかったそうです。


結構驚きではあったんですが、確かにトンボの幼虫のヤゴは水中にいるわけだし、案外エビに近いというのは当然なのかもしれないですね。




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