間違い?わざと? 3

2010年05月11日

Under suspicion. Nature, Vol. 464, Page 1245, 2010.

GWも終わりましたね。終わったとたんに天気が悪くなるという、GWはよかったなあ〜と思わせるムードに満ちあふれていますねぇ。

さて、今回は論文を読んでいて、あれ?おかしいぞ?という時があるかと思います。図の説明がおかしい(例えば図の記号がずれている)という論文は案外多いです。あら〜、なさけないとは思いますが、僕もあまり人のことはいえません。


僕も、以前書いた論文が掲載前の校正で「以下の3点の理由から〜って書いてありますけど、理由は2点しか書かれていませんですが」と雑誌社から指摘を受け、あ!!と急いで修正した後に掲載されたことがあります。たいてい有名な雑誌ほど、ちゃんと校正してくれますが、そうではない場合はスルーパスのような・・・(あくまで経験談)。


ということで、超有名なネイチャーではどうなのか?ネイチャーからの呼びかけが書かれていました。


まず、掲載前に徹底的なチェックを行い、ミスや、偽造データがないかどうかを調べるそうです(まあそうですよね)。それでも、掲載後にあれ?この論文のデータや図はおかしいぞ、偽造したんではないの?という連絡を1冊発刊ごとに5件程度受けるそうです。


そうなるとまずは著者に問い合わせて確認をとるそうです。大概、単純なミスであるそうで、その場合は、後日「訂正」をネイチャーの誌面に掲載して(後ろの方に載ります。ちょっと恥ずかしい)、ちゃんとしたデータを載せることで解決します。


ただ、世の中には偽造、うそのデータを使って論文を掲載する悪い人もいます。その場合はその著者の所属先(大学とか研究機関とか)に通報し、実験を適切に行ったのかどうかを検討してもらうように要請をします。


その結果、もし偽造がばれた場合は、「論文取り下げ」という判断をし、ネイチャー誌面に取り下げの理由が掲載されることになります(これも後ろの方に載ります。)



みなさんも、ぜひ偽造により科学の成果がゆがめられないように、おかしいと思ったら連絡して下さいね!と結んでいましたが、なかなか正邪を判断するのは難しいですよね〜。




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