天使と悪魔 3

2010年06月01日

CD95 promotes tumour growth. Nature, Vol. 465, Pages 492-496, 2010.


なぞなぞ。



ある時は天使なのに、いきなり悪魔にひょう変してしまうものってな〜んだ?




答えは、あかちゃん(娘の考えていることはよくわからないです)!



ということではなく、今回の論文でいうと答えはCD95というタンパク質なんです。


実はCD95というタンパク質は別名Fasとも呼ばれていて、細胞の表面に存在しています。このCD95というタンパク質にくっつくものが現れると、CD95側の細胞が死ぬことから、CD95は細胞死の引き金となるタンパク質であると考えられてきました。


でも、この論文では、CD95がないとむしろ細胞が増えにくくなり、CD95は生存維持に必要なタンパク質です!というこれまでの考えとは全く違うことを発見したんです。

なぜ、こんな正反対のことが起きたのか?どうもCD95にくっつく相手の形により死ぬ場合と生きる場合があるみたいです。


まさに、CD95は天使と悪魔の両面をもっているタンパク質なんですね。 

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