Sequence space and the ongoing expansion of the protein universe. Nature, Vol. 465, Pages 922-926, 2010.

生命の情報を保存しているDNA。このDNAの一部、遺伝子が何らかの拍子で変わってしまうと、遺伝子の情報を利用してできるアミノ酸が変化し、ひいてはアミノ酸がつながってできるタンパク質の構造や機能が変わります。これが積み重なると進化につながります。


今回は、生命の進化は一体今後いつまで続くのか?という疑問に対して、それなら最古の生物から、現存する進化した対極の生物達(菌類を使用しています)の情報をオンラインデータベース上で入手し、それぞれのアミノ酸の変化度合いを調べたそうです。


すると、両者が別々の種になってからかなりの年月が経っているのにも関わらず、それほどアミノ酸の変化がない、つまりはまだまだ進化する余地は十分に残っていることがわかったそうです。




どうでもいいことですがこの研究、PC一台あればあとはアイデアでやったかなりコストパフォーマンスに優れたもののようです。見習いたい・・・