ハゲには免疫が関係している 3

2010年07月06日

Genome-wide association study in alopecia areata implicates both innate and adaptive immunity. Nature, Vol. 466, Pages 113-117, 2010.

ハゲ。まさかハゲの研究がNatureに載るとは。

と思いつつ読み進めてみると(やっぱり今後のことを考えると興味はありますしね)、ハゲはハゲでも円形脱毛症で、一般的な男性の脱毛症とは別物でした(タイトルの時点で気づくことはできるんですけどね)。

円形脱毛症はこれまでに免疫異常のために起きることがわかりつつあったそうですが、大人数での調査はされてこなかったようです。そこで、今回は1000人を超える円形脱毛症と3000人を超える脱毛症ではない人の遺伝子をかたっぱしから調べたそうです。

とまあ、こういった力技系の実験って、すごいですねとしかいいようがない。よっぽど高性能の機械とお金がないとこういう実験はできないですね。

で、結果として、やはり何個か免疫に関係する遺伝子が変異していることがわかったそうです。それらの遺伝子は、1型糖尿病やリウマチなど、他の免疫異常が関係する病気(自己免疫疾患)でも変異が見つかっていることから、免疫異常が円形脱毛症に関係していることがはっきりとしました。


ということは円形脱毛症になると他の免疫異常にもなりやすい?とも思える訳ですが、どうなんでしょうかね。

ちなみに、今週こっちの方が面白そうだなあと思ったのはScienceのこの論文(まだ出版前で全文読めません)。


安部先生、読めるようになったら紹介して頂けませんか?

 

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