環境保全にも仕分けが必要? 3

2010年07月20日

Replacing underperforming protected areas achieves better conservation outcomes. Nature, Vol. 466, Pages 365-367, 2010.

今週の大学院向けのセミナー、安部先生が書かれているように、安部先生と私の知人の講演会になります。生命理工学系の人もぜひ興味のある方は参加して下さいね。

さて、今週の論文。

簡単にいうと、環境保全をしている区域のうち、お金をかけてもあまり効果があがらない区域は保全するのをやめて、代わりにまだ保全されていない区域で少しお金をかければ効果があがるところを保全した方がはるかに効率的ですよ、というものです。


確かに、科学的見地から種の保存だけを主目的に考え、しかも税金を使って環境保全をするのだから、そりゃあ少ないコストで、かつ効率よくできたほうがいいのですが、効率を最優先にしてしまい、ころころと保全区域を変えてしまうと、種の保存もうまくいかないだろうなあと思ってしまいます。

個々の保全区域には歴史的な事情もあるでしょうし、このような科学的なデータも活用しながら、広い視野をもった保護政策を行うことが必要ですね。


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