2010年08月24日 兄弟なかよく Promiscuity and the evolutionary transition to complex societies. Nature, Vol.466, Pages 969-972, 2010.生命理工学系の3年生で地学実験を履修している人たちは明日から軽井沢にて講義です。僕も一緒についていくので、来週は地学実験の様子でも報告できれば。さて、今回は人類みな兄弟、ではありませんが、兄弟なかよく暮らせば、平和に暮らせることができる!という論文です(まああっています)。鳥の世界でも、親が持ってきたえさを巣にいる子どもたち(兄弟)が分け合えば、それだけ互いの生存にもつながるので重要です。でも、分け合わない、つまり利己的な子どももいるケースがあります。その違いは何なのか?その理由は、一夫一妻制か一夫多妻制かにより変動するというということらしいのです。一夫多妻制の場合ほど、互いの兄弟どうしなかよくないので協同作業ができにくいということらしいのです。ということは、人間のような一夫一妻制の動物は兄弟の仲が非常にいいよ、ということですが、どうでしょう? 「研究論文」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶 トラックバック
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