熱帯地域ほど地球温暖化の影響を受けやすい? 3

2010年10月14日

Global metabolic impacts of recent climate warming. Nature, Vol.467, Pages 704-706, 2010.

どたばたしていて、更新日を過ぎてしまいました。すみません。
今年は非常に暑い年でしたね。僕は暑がりなんで未だに半袖で大学にやってくる時があるほどです。

そして、なんと21世紀末には今よりも北半球では4度から5.5度温度が上昇するそうです。そうなると、夏は普通に毎日40度越えですよ。考えたくもないですね(でもこういった研究している人は毎日考えているんですね)。ただ、熱帯地域は3.5度から4度の上昇と、北半球よりは上昇幅は少ないそうです。

この論文では、1980年から現在までの温度上昇幅を全世界でポイントごとに調べ、やはり北半球に比べ、熱帯地域はあまり温度上昇が少ないことがわかったそうです。

では、熱帯地域は地球温暖化の影響をあまり受けないのか?実は熱帯地域にたくさん生息している変温動物は少しの温度変化で代謝に変動をきたしてしまうため、結果的に生物の代謝量で比較すると北半球の生物全体が受ける影響とあまり変わらないことが計算によりわかったそうです。



じゃあ世界中のどこにいても地球温暖化の悪影響を被ってしまうのか?実はこの論文によると、南半球は温度変化も、代謝の影響も1980年から現在までほとんど変化していない!こういう結果がでると南半球の人たちには地球温暖化は恐ろしい!という考えは根付きにくのではないでしょうか。みんなでエコ、ですね。

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