The party's over. Nature, Vol. 468, Page 475, 2010.

忘年会シーズンです。20才以上の人は飲酒する可能性もあるかと思いますが、気になる記事をネイチャーの論文ではなく、社説で見つけました。


アメリカFDA(日本の厚生労働省のようなところ)が若年層の急性アルコール中毒症患者が飲んでいたからということで、カフェイン入りのアルコール飲料を製造しているメーカーに、カフェインを除いた商品にするか、販売を中止するかを求めているということです(で当たり前ですがカフェインを除いた商品にするそうです)。


カフェイン入りのアルコール飲料、調べてみるとこんな商品(Four Loko)(21才以上の人しか見れないサイトになっています。アメリカはお酒に厳しいですね。)みたいで、一本3ドル以下で売られていて、学生を中心にかなり売れているそうです。FDAが問題にしているのは、カフェインが入っているとアルコールに酔いにくくなり、ついつい飲み過ぎてしまうからだそうです(ただこれについての科学的な論拠はあまりないそう)。


そもそも、本来ならカフェインが入っているのが問題なのではなく、アルコールを飲み過ぎるのが問題なのでは?


日本でも酔いすぎないように代謝向上でウコン飲料が売れていますが、カフェイン飲料を飲酒の前に飲む・・・とただの代謝が先送りになって結局は酔っちゃうからダメですね。




20才以上の方々は忘年会で飲み過ぎないようにしましょう。