タイマー型蚊取り線香(みたいな感じ?) 3

2011年03月08日

Timing of plant immune responses by a central circadian regulator. Nature, Vol. 470, Pages 110-114, 2011.

今回も時計遺伝子がらみです。最近時計遺伝子がらみの論文多くなりましたね。Natureの定点観測をしていると、時計遺伝子は研究のトレンドの一つとなっているのがひしひしとわかります。

植物も異物の感染から自分の身を守るために、動物の免疫システムよりも単純ですが、防御機構を持っています。感染した細胞を殺すなど、結構動物の防御機構と似ているんですが、その防御機構にはある遺伝子(R遺伝子)が関係して、この遺伝子のスイッチがONになることが必要なんです。

で、ここで時計遺伝子が登場です。なんと時計遺伝子がR遺伝子のスイッチのON/OFFのカギをにぎっていて、一番感染しやすい夜明け前(感染菌の胞子形成は夜で朝に放出されるからなんですって)にR遺伝子をON!にして感染を防ぎ、他の時間はそれほど強力な防御システムをとっていないんだそう。

必要な時だけ、必要なものを、というわけです。蚊取り線香も一日つける必要はなく、蚊がきそうな時だけつければ経済的(今時蚊取り線香ではなく、ノーマットですかね)ということと同じです(またもや終わりは無理矢理な例えのような気がします)。 

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