寿命が長くなる鍵はN-アシルエタノールアミンにあった! 2

2011年05月17日

N-acylethanolamine signalling mediates the effect of diet on lifespan in Caenorhabditis elegans. Nature, Vol.473, Pages226-229, 2011.

新任の椎葉先生のインタビュー、始まりましたね。
生命理工学系の皆さんの中でまだ授業を受けていない方、期待していて下さいね。

さて、今回はこのブログでも何回か紹介している、長寿に関わる物質の話です。

一般的に、線虫やハエ、ネズミたちの動物では食事制限をすると寿命延長効果があることが明らかになっていますが、なぜそのような効果があるのかはいろいろな説がでております。

今回は、脂質の一種、N-アシルエタノールアミンの量が寿命に関係している!という報告です。線虫での実験ですが、N-アシルエタノールアミンを欠損させると寿命がのび(線虫の寿命、普通一ヶ月ぐらいのところが10日くらいのびるそう)、逆にN-アシルエタノールアミンを食事制限中の線虫に与えると寿命延長効果がなくなるそうな。

脂質は生体内でいろいろなシグナル伝達に関係しているのであまり不思議ではないですが、完全に存在しない方がいいんでしょうか?

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