City living and urban upbringing affect neural social stress processing in humans. Nature, Vol.474, Pages 498-501, 2011.


やっぱりね。というのがこの論文を読み終わった後の感想です。



人口の少ないのどかな地域で生まれ育った場合と、人口が一万人くらいの町で生まれ育った場合、または人口が十万人くらいの大都市で生まれ育った場合、どの地域で一番ストレスがたまるのか?



を脳科学的に調べた結果、大都市で生まれ育つ方がストレスがたまりやすい!
ということがストレスを処理する部分である扁桃体の働きが活発であったことから科学的に証明できたそうです。



まあ、大都市は住むのには便利だけど、落ち着いた生活ができるか、というとそうではないだろうなあ、と誰しもが漠然と思っていることが、一つの科学的な指標でわかったということですかね。


ただ、被験者の数(これを探すのが難しく、インターネット上の補足欄にあったんですが・・・)が調べた限りでは32人!なんですが、これ、本当でしたらこのくらいの被験者数で今回の結論は導いていいんでしょうか。割に少ないような気がしてならない・・・