Collaboration encourages equal sharing in children but not in chimpanzees. Nature, Vol. 476, Pages 328-331, 2011.


なかなか論文を紹介できず、すみませんでした・・・


わたしたちは、何かについて協力して達成できたら、その成果を平等に分かち合おうとしますが(中には独り占めしてやろうと思う人もいるかもしれませんが)、こういった当たり前と思っていることはいったい何才頃から意識せずに行っていることなんでしょうか?


ということで、調べてみたのがこの論文。


なんと2、3才くらいから、ある装置を2人で協力して動かし、もらえたビー玉(おもちゃですね)は2人で平等にハンブンコするそうです。

えらい!


でも、人間に近いチンパンジーでは、同じような実験を行っても(さすがにおもちゃではなく、この場合はえさをもらえることにしたそう)、2匹で平等にハンブンコすることはないそうです。


おおー、人間ってすごい。


ただまさか、人間でももらえるものをビー玉ではなく、お菓子にしたら壮絶なバトルが2人の間で起こり、ハンブンコすることなんかない!という結果に・・・・・・



はならないですよね、たぶん。