動物性脂肪のとりすぎは腸の病気を招く? 3

2012年07月11日

Dietary-fat-induced taurocholic acid promotes pathobiont expansion and colitis in Il10-/- mice. Nature, Vol. 487, Pages 104-108, 2012.

端的に言うと欧米の食生活の摂り過ぎは病気になるよ、という話です。 

欧米の食事によく含まれる飽和脂肪酸を多く摂ると(この実験では乳製品の飽和脂肪酸を使用)、体内でタウロコール酸という物質ができて、これが腸内にいる細菌の中でも悪玉菌を増やしてしまうらしいのです。


また、不飽和脂肪酸では(サフラワー油を使用していました)、このような悪玉菌は増えなかったそうです。



このような悪玉菌が腸内で増えても、正常なネズミではその後問題なかったのですが、 先天的に炎症を引き起こしやすいネズミ(IL10という抗炎症物質を産生できないネズミ)では大腸炎が起こりやすくなったということが報告されていました。


ということで、欧米の食生活に警告をならしているのですが、特殊な場合のみ今回のケースはあてはまることで、一般の健康な人の場合、 そんなに大腸炎においては問題はないのでは?

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